第2回防災体験型学習活動
11月22日に新しく入学した学生10名を対象にして、桜ことのは日本語学院が課外学習活動を行いました。
桜ことのは日本語学院で、日本語教育はもちろん、学生に日本での生活スキルを高めるために体験活動を定期的に行います。今回の課外活動は体験型防災学習です。自然災害が多い日本で生活するからには、災害時に命を守る防災対策の知識を身につけることはとても大切です。体験の形式で行われるので、学生が楽しく必要な知識を覚えることができるとても役立つ活動です。学習コースの情報を紹介します。
コース名:タスカルコース
内容:自分の命を守るために自助について学ぶ。
➀映像:災害の恐ろしさを体感する(南海トラフ巨大地震)
②減災を学ぶ:地震発生直後から避難までの間に取るべき行動を学ぶ
③消化を学ぶ:初期消火の手順を体験により学ぶ(消火器の使い方)
④煙を学ぶ:煙中避難体験により煙の怖さを学ぶ
⑤津波避難を学ぶ:実寸大の映像で津波の怖さを学ぶ
⑥余震体験:災害発生直後の街に潜む危険を学ぶ(がれきの街を再現)
⑦震度7体験:起震装置と映像により地震の怖さを学ぶ
コースはすべて日本語で行われるため、留学生が内容をしっかり理解できるように学校で事前学習を行いました。事前学習の時間にコースの内容をやさしい日本語で伝えたり、防災に関するキーワードを教えたりして防災に関する学生の理解を深めました。事前学習と本番の活動とどちらも楽しかったと学生から評判を受けています。
それでは、活動の写真を一緒に見ましょう~
消火器の使い方の説明を聞いている様子です。学校は母語通訳者も配置したので、日本語初心者でも安心して消火が学習できました。
初期消火の練習をして、火事が起こった場合に自分と人の命を助けることを学びました。
映像を見て、災害の恐ろしさを体感した後、地震発生直後から避難までの間とるべき行動も学びました。災害があまりない国から来た留学生にとって、これはとても役立つ学習内容ですね。
震度7を体験して、地震の怖さを体感できました。
学習活動が無事に終わりました~
この活動を通して学生は自然災害の恐ろしさを体感できて、災害時にやるべきことを学んできました。とても役に立つ充実した授業でしたね。
防災センターから駅まで歩いていました。10名全員は日本に来たばかりですが、とても仲良くて楽しそうに日本語で喋っていました❣
12月にまた課外活動があります。活動の様子をまたホームページとFacebookで共有しますので、ぜひ楽しみにしてください!