大阪夏祭り
花火
毎年多くの人出でにぎわう淀川花火大会が2022年8月27日に3年ぶりに開催されます!新型コロナの影響でこの2年間色々なお祭りやイベントが中止になりましたので、今回久しぶりの盛大な花火大会を楽しみにしている人が多いでしょう。花火大会は日本の大きな夏のイベントで日本で生活するなら必ず1回ぐらい行かなければならないといっても過言ではありません。留学生の皆さんも是非体験してみてください~
淀川花火大会は大阪を代表する花火大会の一つで、毎年60万人が訪れる大阪で最も人気度が高いイベントです。花火を打ち上げる時間は1時間で、非常に盛大な花火大会だと言われています。
花火大会の会場で屋台があります。今年の屋台有無は未定ですが、例年の出店の屋台数は約500点、ビールやかき氷やお好み焼きや焼きそばなど色々あります。2022年も出店があるといいですね。ビール等を飲みながら花火を見るのが最高でしょう。有料観覧チケットは今年は既に完売のようです。無料の観覧所もありますが、大変混雑することが予想されますので、できるなら混雑を避けて早めに会場に行くのがおすすめです。
淀川花火大会の南方会場まで新大阪駅から徒歩で約20分で行けちゃいます。徒歩で行けるので、電車の混雑に巻き込まれなくても良いです。土曜日に開催されるので、是非学校の友達と一緒に見に行って日本の夏の雰囲気を楽しめましょう。
また、大阪で行われる夏のイベントと言えば、東京の神田祭と京都の祇園祭とともに日本三大祭の一つである大阪天神祭を言わなければなりません。天神祭は学問の神様である菅原道真公の命日にちで、毎月25日前後に全国の天満宮で開催されるお祭りです。大阪天満宮で行われる天神祭はそのなか最も有名なお祭りです。6月25日から1か月にも及ぶお祭りですが、特に盛り上がるのは7月24日と25日です。毎年約130万人が訪れる都市大祭で、非常ににぎわうイベントだと言われています。
大阪天神祭で約3000人がなにわの町を練り歩く「陸渡御」が見られます。豪華な衣装を身にまとった大行列が約 4kmを行進します。
「陸渡御」以外、約100隻の船が川を進む「船渡御」もあります。100隻の船には総勢10,000人もの人が乗り込み、二手に分かれて約7kmの航路を約2~3時間あまりにわたり、川を進んでいきます。暗くなってきて、川の両岸や船には無数の提灯が灯り始めるので、祭りの雰囲気がさらに盛り上がってきます!
夜になると、天神祭奉納花火が行われます。大阪の夜空に咲く花火と約100隻の船渡御の「かがり火」との神秘的な光景は、天神祭の見所のひとつになります!
今年は残念ながら「船渡御」と「奉納花火」は中止になるようですが、2023年には完全開催を目標としているとのことで、2023年には期待しましょう。
◆ 語彙
- 花火大会(はなびたいかい): たくさん花火を打ち上げる祭り。
- 有料観覧席(ゆうりょうかんらんせき): 演劇、スポーツ、花火などを見るために設けた有料の席。
- 無料観覧所(むりょうかんらんしょ): 演劇、スポーツ、花火などを見る無料の場所。
- 屋台(やたい):屋根がついていて、移動できる職員物などを売る店舗。
- 出店(しゅってん):店を出すこと。
- 命日(めいにち):ある人が亡くなった日。
- 提灯(ちょうちん):灯火具の一種。ろうそくをともすための器具。