ダルマと「明けましておめでとうございます」のイラスト1月1日の楽しみといえば、お節料理、お年玉、年賀状などがあります。

特に、子どもの時は、友達から届く年賀状が特別うれしかったものです。

普段遊んでいる友達から、改めて手紙をもらうことなんて、

年賀状くらいしかなかったからでしょうか。

 

さて、その伝統的習慣の一つでもある年賀状。

いつからどのように始まったのでしょうか。

 

年賀状とは、新年のご挨拶状のこと。

本来は、顔を合わせて挨拶するところですが、忙しかったり

遠くに住んでいるとなかなか会えない人、たくさんいますよね。

そんな人とも繋がりを継続できるのが年賀状の良いところでしょう。

 

年賀状の起源は平安時代後期(1100年頃)と言われています。

そして、庶民にも広がったのが江戸時代(1600年頃)。

そして、郵便制度が整い、郵便はがきが発行されたのが明治時代初期(1867年頃)。

1899年頃に、現在の年賀はがきが運用されたそうです。

 

現在は、SNSの普及により、年賀状を出す人も減ってきています。

しかし、だからこそ、もらうとより嬉しくなります。

最近は絵や文字だけでなく、写真入りのものも多くなりました。

 

海外では年賀状の習慣はあまり見られません。

日本文化の一つである年賀状。

来年はぜひ、お世話になった人や友人に、年賀状を出してみてください。

桜ことのは日本語学院